【機械設計技術者試験】 普通科文系出身で1級合格した勉強資料公開! | シマブロ@機械設計
機械設計技術者試験 概要説明 を追加更新しました。 (2024.03.21)

PDM(製品情報管理)

試験勉強資料

機械設計技術者試験の科目の一つである、
設計管理の中の、
PDM(製品情報管理)についての、
オリジナル勉強資料を公開いたします。

機械設計技術者試験合格を目指される方の
お役に立てればと思っております。

機械設計技術者試験 3級
の受験を目指されている方は、
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オリジナル勉強資料

スマホ閲覧用資料

PDM(製品情報管理)

PDM(Product Data Management)とは

PDM(Product Data Management)とは、
製品情報管理、または製品情報管理システム
のことをいい、CADデータBOM(Bill Of Mat
erial
部品表)など、製品や設計に関する情
報やデータを一元管理するシステム
のことで
す。

設計部門とその他関連部門での情報共有や連
携をサポートして、生産性を向上させるコン
カレントエンジニアリング
の実現を可能にす
るシステム
であるといえます。

具体的に管理できるものとしては、
CADデータ管理
図面管理
ドキュメント管理
部品表(BOM)管理
設計変更管理
などがあげられます。
部品の在庫管理や更新履歴管理ができます。

PDM導入のメリット

ワークフロー管理
ワークフローを可視化し、システム上で申請
から承認まで可能で、管理者が作業の進捗状
況を確認することもでき、遅延状態を把握し
て、ミスや問題点の早期発見・対応も可能に
することができます。

検索機能
キーワードでファイルや図面を検索でき
システムによってはファイル内のキーワード
やプロパティ情報からでも検索が可能で、
部品数や情報量の多い製品を扱う場合には、
業務効率化の観点で大きく影響します。

セキュリティ機能
ユーザーの権限設定を活用すれば、データへ
アクセス制限を設定することができます。
重要な図面など、同意なく変更されることな
ども防げるようにできます。

データの再利用
既に登録された製品情報を元に、類似製品の
設計・開発が必要になった場合、丸ごとコピ
ーしてファイル名を変更して活用可能です。
共通利用できる部品は元ファイルを参照する
制御も可能です。

PDM導入のデメリット

コストがかか
システム導入自体のコストもそうですが、
導入してからの各部署の社員教育にもコスト
がかかります。
また、設計協力業者などへの教育なども考慮
しなければなりません。

投資効果がわかりにくい
管理の対象範囲が広いため、定量的な目標の
設定
がしにくく、効果もわかりにくいです。

アウトソーシングのしにくさ
設計は自社内だけでなく協力業者の設計会社
などに設計を依頼することが多々あります。
PDMを導入すると、PDM内のルールに沿った
データ作成が必要になります。
ファイル名の付け方プロパティ項目設定
などなどです。

PDMへの取り込みを考慮した、新たなマニュ
アル
ガイドラインの作成が必要です。

また、PDMへの登録作業はどちらがするのか、
協力業者にそこまでやってもらうと費用面や
機密データの取り扱い上のセキュリティ面の
考慮も必要となります。

PDM導入の注意事項

優れたシステムであることは間違いありませ
んが、一気に完璧な状態を目指すのではなく
段階を踏んで導入することが大切です。

社内・社外教育もありますし、皆が共通認識
できる程度の範囲から徐々に広げていくこと
が重要になると思います。

その為にも、複雑になりすぎないことを意識
して、シンプルな構成や仕組みを検討するこ
とが大切だと思います。

ちなみに、
PLM
(Product Lifecycle Management)
との違いは、
PDM(製品情報管理)
設計における製品に特化した
管理システム

PLM(製品ライフサイクル管理)
設計工程に限らず、企画・設計
開発・生産準備・生産計画・製造
・販売・サポート・回収・廃棄・
リサイクルなど、製品のライフサ
イクル全般に渡る管理を対象とし
ています。


パソコン閲覧用資料(印刷用)

PDM(製品情報管理)

私が過去に受験勉強した資料で
不足たくさんあると思います。
そこはご容赦いただければと。
それと、クセ字もすみません。
クセが強すぎて一部の同僚には
シマ字」と言われてました。

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3D-CAD/Virtual Prototyping
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科目

2級:機構学・機械要素設計
2級:材料力学
2級:機械力学
2級:流体工学
2級:熱工学
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1級:産業機械
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著作権について

日本機械設計工業会様に著作権などの点で
ご相談させていただいた結果、
機械設計技術者試験の過去問題をベースに、
問題内の数値等を少し変えさせていただいた
類似のオリジナルな問題にしています。
過去問題そのままを掲載はしていません。

科目名称について

科目の名称は過去と現在とで多少違いが
ございますが、内容は概ね違いありません。
私のブログ内では過去の名称のまま
記載させていただくことをご了承ください。

まとめ

機械設計技術者試験は
とても難しい試験です。
試験合格のため以外にも、
日々の設計業務のためにも、
勉強することに意味ありです。
是非とも挑戦して欲しいです。
頑張ってくださいね!

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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