機械設計技術者試験の科目の一つである、
環境経営&環境・安全の中の、
地球温暖化ガスの用語についての、
オリジナル勉強資料を公開いたします。
機械設計技術者試験合格を目指される方の
お役に立てればと思っております。
機械設計技術者試験 3級
の受験を目指されている方は、
くろたか【機械設計】
のYouTubeチャンネルをご覧ください。
くろたかさんが丁寧に解説されてます。
チャンネル登録よろしくお願いします。
機械設計技術者試験 (3級) はこちら。
オリジナル勉強資料
スマホ閲覧用資料
地球温暖化ガスの用語
地球温暖化ガスに関する次の文章に該当する
適切な語句を下記から選択せよ。
(空欄部は太字・赤太字と仮定します。)
(01)カーボンニュートラル
植物を燃やしてCO₂が排出されたとしても
その植物が育成時に吸収したCO₂が大気に
戻るだけなので、炭素の排出はゼロと
みなす。
(02)カーボンオフセット
個人や企業が自らの努力だけで削減しき
れなかった分のCO₂排出量を、
「クレジット(環境価値)」の購入や植林
支援などで名目上減らしたことにする。
(03)CO₂排出係数
電力1[KWh]を発電する際に排出される
CO₂の量を示す値のこと。
燃料として使う一次エネルギーの種類に
よって値は異なる。
(04)ライフサイクルCO₂(LCCO₂)
製品の一生涯(原材料の調達,製造,運搬,
販売,使用,維持管理,廃棄,リサイクル)
にわたる温暖化ガス排出量の累積をCO₂
に換算したもの。
(05)カーボンフットプリント制度
商品の一生涯に排出するCO₂の総量を商品
に表示する制度。
政府は2009年度から試行事業を開始した。
(06)キャップ・アンド・トレード
温暖化ガス削減のための対策として、
排出量取引制度がありその方式の一つ。
まず国や企業などの対象者に排出上限枠
を分配する。対象者がこの上限枠を超え
て排出した場合、上限以下の排出量の対
象者から超過分を買い取り相殺してもよ
い制度。
(07)クリーン開発メカニズム(CDM)
先進国が技術や資金を提供し、発展途上
国と協力して温暖化ガスの削減事業を進
め、途上国で削減した量を先進国の削減
目標に参入できる制度。
(08)国内クレジット制度
中小企業がCO₂削減につながる設備投資を
進め、その見返りに、削減できたCO₂の量
に相当する排出枠を獲得できる日本独自
の仕組み。
獲得した排出枠を大手企業に売却できる
制度。2008年10月に導入された。
(09)ピークアウト
世界の温暖化ガス排出量を増加から減少
に転じさせること。
(10)炭素循環
CO₂は大気と陸と海の間を有機物などに
姿を変えて移動しており、陸と海には
CO₂のもとになる膨大な量の炭素が貯蔵
されている。
パソコン閲覧用資料(印刷用)
地球温暖化ガスの用語
私が過去に受験勉強した資料で
不足たくさんあると思います。
そこはご容赦いただければと。
それと、クセ字もすみません。
クセが強すぎて一部の同僚には
「シマ字」と言われてました。
関連リンク
1&2級:環境経営&環境・安全
・環境配慮関係
・地球温暖化ガスの用語
・地球温暖化(気候変動)
・化学物質に関する環境問題
・大気環境問題
・機械装置の安全問題
科目
・2級:機構学・機械要素設計
・2級:材料力学
・2級:機械力学
・2級:流体工学
・2級:熱工学
・2級:制御工学
・2級:応用・総合
・1級:機械総合基礎
・1級:産業機械
・1級:荷役・運搬機械
・1級:設計管理
・1級:小論文
・1&2級:環境経営&環境・安全
・1&2級:工業材料
・1&2級:工作法
・1&2級:機械製図
記事内キーワード
・環境経営&環境・安全
・環境経営
・環境
・経営
・安全
・地球温暖化
・地球温暖化ガス
・カーボンオフセット
・カーボンニュートラル
・カーボンフットプリント制度
・CO2
・CO2排出係数
・CO2排出制限
・ライフサイクルCO2
・LCCO2
・キャップアンドトレード
・クリーン開発メカニズム
・CDM
・国内クレジット精度
・ピークアウト
・炭素循環
注意事項・お知らせ
著作権について
日本機械設計工業会様に著作権などの点で
ご相談させていただいた結果、
機械設計技術者試験の過去問題をベースに、
問題内の数値等を少し変えさせていただいた
類似のオリジナルな問題にしています。
過去問題そのままを掲載はしていません。
科目名称について
科目の名称は過去と現在とで多少違いが
ございますが、内容は概ね違いありません。
私のブログ内では過去の名称のままで
記載させていただくことをご了承ください。
まとめ
機械設計技術者試験は
とても難しい試験です。
試験合格のため以外にも、
日々の設計業務のためにも、
勉強することに意味ありです。
是非とも挑戦して欲しいです。
頑張ってくださいね!
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。